これは去年亡くなった Behringer さんを追悼する Special Issue として,Shear jamming and fragility in dense suspensions という論文を書いた.去年の KITP のプログラムに参加した時に shear jamming と shear thickening の関係についてのディスカッション があり,Fragile state と Shear jammed state は,力学的なレスポンスに違いがあるのかなどの疑問が解決しないまま終わった.その時はこの話題について自分が論文を書くことになるとは思っていなかったけど,Behringer さんが亡くなられたことから Special Issue が組まれることになり,共同研究者から誘われて論文の共著者になることになった.その後,KITPの時の疑問に答えを出したいと思い,自分が主著者となりこの論文を書かせてもらうことにした.その結果 Behringer さんとは違う立場の論文になってしまったかもしれないが,私などが Behringer さんが取り組んでこられた研究と関わりを持てだだけで光栄なことだと思う.この論文についてどのように思われるのか聞けないことが残念でならない.